日本企業が米国企業を買収した後に問われる実行力
日本企業による米国企業の買収は、近年も続いています。発表時には戦略的な狙いやシナジー効果が注目されますが、実際に成果が出るかどうかは買収後の運営にかかっています。
金融商品取引法「財務報告に係る内部統制報告制度」(J-SOX) ~(参考) 不正のトライアングルと職務分掌の重要性~
「不正のトライアングル」とは、人が不正を働いてしまう際の条件を、犯罪学研究者であるドナルド・クレッシーが導き出した理論を元にスティーブ・アルブレヒトがモデル化したもので、現在は不正対策や不正分析において最も一般的に用いられる考え方となっています。
金融商品取引法「財務報告に係る内部統制報告制度」(J-SOX) ~(参考) 不正に関する調査結果~
今回は、公認不正検査士協会(ACFE)が毎年公表している「職業上の不正に関する国民への報告書」(Report to the Nations)から、2024年度版のデータをご紹介しようと思います。
One Big Beautiful Bill(OBBBA)法
2025年7月4日に成立した 「One Big Beautiful Bill法(略称:OBBBA)」 は、米国の税制および連邦支出の優先順位に対する大規模な改革をもたらすものとなっています。
金融商品取引法「財務報告に係る内部統制報告制度」(J-SOX)~③J-SOXにおける評価対象~ (2)
前回からJ-SOXの実務について説明しています。J-SOXの“3点セット”を作成する対象の内部統制を紹介してきましたが、残りの評価対象についても詳細にみていきましょう。
金融商品取引法「財務報告に係る内部統制報告制度」(J-SOX)~③J-SOXにおける評価対象~ (1)
今回からJ-SOXの実務について説明していきたいと思います。J-SOXにおいて評価対象とされる内部統制は以下の4種類です。いわゆるJ-SOXの“3点セット”を作成する対象の内部統制は「業務プロセスに係る内部統制」ですが、それぞれの評価対象について詳細にみていきましょう。
金融商品取引法「財務報告に係る内部統制報告制度」(J-SOX)~②内部統制の基本的な枠組み~
内部統制は「経営者が会社を効率的かつ健全に運営するための仕組み」です。では、内部統制とは具体的に何を指すのか見ていきましょう。
金融商品取引法「財務報告に係る内部統制報告制度」(J-SOX)~①制度化のきっかけ~
内部統制というと、一言で難しい・時間がかかる・めんどくさいと敬遠されがちです。しかし、きちんと対応しないと不正や非効率な業務運営につながることにより対応に時間とコストがかかってしまい、最悪の場合にはレピュテーションや企業価値の低下を引き起こす結果になり得ることは理解しておく必要があるでしょう。
輸出売上、海外収入の所得控除制度―Foreign Derived Intangible Income (FDII) 控除
2017年の税制改正では法人税率の35%から21%への引き下げのみならず、多くの新しい制度が導入されましたが、中でもForeign-Derived Intangible Income (FDII) 控除は、多くの日系企業にとってもインパクト(メリット)の大きな変更でした。
M&Aにおける財務デューデリジェンスの留意点と、会社価値評価の特徴
今世紀始まって以来の円安水準の為替相場も相まって、日本企業における米国企業の買収は、一部を除いて、勢いに弱さを感じます。一方で、コロナ禍前の買収案件が数年の時を経て、買収時の見立てが結果として合理的だったのか、結果が少しずつ見える状況にもあります。